多くのファンを抱えるエチオピア「イルガチェフェ」地方。エチオピア南部に位置し、高標高で寒暖差が大きく、良質のコーヒー栽培に適した土地です。イルガチェフェとは現地の言葉で「湿地とその草」を意味しており、その言葉通り豊かな水源に恵まれ、良質な水洗式コーヒーの産地となっています。
その中でもコチャレ地区約680農家から集荷し、同国オークションシステムにおける最上位規格“Q1”の原料のみで作り上げた「G1(グレード1)」。同地区内のウェットミルで水洗処理・乾燥させた後、首都アジスアベバのドライミルにて最終精選されました。
大部分が非水洗式(ナチュラル)であるエチオピアコーヒーの中で、イリガチャフィ地域は水洗式で処理され、高く評価されています。ウォッシュト精製らしい綺麗なカップです。
花のような芳香な香りがあり、柑橘系で華やかな風味、レモンなどのフルーティさや紅茶のような味わいのザ・イルガチェフェといえるでしょう。
《地 域》 イルガチャフィ地方 コチャレ地区
《標 高》 1800-2000m
《品 種》 エチオピア原種(エアルーム)
《精製方法》 フルウォッシュト
【 10g / 170ccでの味覚指標 0〜10 】 香り 8 甘味 8 コク 5 酸味 7 苦味 1